今週の東京日曜メインは古馬のマイル女王決定戦ヴィクトリアマイル(G1、芝1600メートル、15日)が行われる。

ディヴィーナが母子制覇に照準を定める。母ヴィルシーナは13、14年にヴィクトリアMを連覇。13年は鼻差の激戦を制し、大魔神こと佐々木主浩オーナーにG1初タイトルをもたらした。娘ディヴィーナもオーナーの思いを乗せて走る。

3勝クラスの前走・豊橋Sは鼻差の勝利。力強く抜け出し、迫る2着馬を最後のひと伸びで退けた。3走前の2勝クラスは上がり最速33秒5で差し切り。友道師は「勝負根性は母譲り。お母さんは根性だけで走っていた。決め手は父(モーリス)から受け継いでますね」と評価する。

1週前の4日には武豊騎手を背にCウッド6ハロン77秒5-11秒5の猛時計。鞍上は「機敏な馬で前向きさもある。東京マイルは合うイメージ」と手応え十分だ。東京は初参戦だが左回りは【4 1 0 0】と連対率100%。「オーナーも、ヴィルシーナの子どもをこのレースに出したいという気持ちがあった。勝てば喜んでくれると思う」と師。母譲りの勝負根性で激走を誓う。【網孝広】

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