日経賞5着の白毛馬ハヤヤッコ(牡6、国枝)は天皇賞・春(G1、芝3200メートル、5月1日=阪神)で武豊騎手とコンビを組むことが決まった。「前走はいい競馬を見せてくれた。G1で強い馬たちはいるけど、頑張ってほしい」と国枝師。ハヤヤッコと武豊騎手のコンビは19年5月の青竜S(8着)以来。同年春に3度コンビを組み、3月に3歳1勝クラス(当時は500万クラス)で勝利を挙げている。
昨年の天皇賞・春には同じシラユキヒメ一族で、母マシュマロの半弟になるシロニイが出走(16着)。白毛馬初の天皇賞制覇へ、春の天皇賞で最多8勝を挙げる天才ジョッキーの手綱さばきに期待がかかる。
また、同じ国枝厩舎のハーツイストワール(牡6)にはルメールが騎乗する。「緩いところのあった馬だけど、ハーツ産駒らしく、どんどん良くなってきた。こっちも楽しみだよ」と師。