<ダービー卿CT>◇2日=中山◇G3◇芝1600メートル◇4歳上◇出走16頭

人気薄11番人気のタイムトゥヘヴン(牡4、戸田)がゴール前で鋭い末脚を繰り出して、JRA重賞初制覇を飾った。

勝ちタイムは1分32秒3。リズム重視のいつものスタイルで後方に構え、直線勝負にかけると直線大外から目の覚めるような豪脚で先に抜け出した12番人気の2着フォルコメン(せん6、堀)を並ぶ間もなく差し切った。

1番人気のダーリントンホール(牡5、木村)は中団から長く脚を使ったが、上位馬の決め手に屈し3着に敗れた。1、2着に2桁人気馬が食い込み、3連単は55万超えの大波乱となった。

自身約3年ぶりの重賞制覇となった大野騎手は「午前中からの傾向として外が伸びると思っていたので、内枠から下げて外を回す選択をしました。(自身3年ぶりの重賞は)うれしいですね。キストゥヘヴンの子ということで戸田先生も感慨深いものがあり、喜んでもらえてうれしいですね」

馬連(1)(3)3万4610円、馬単(3)(1)6万700円、3連複(1)(3)(10)5万9460円、3連単(3)(1)(10)55万2340円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

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