＜ドバイワールドC＞◇26日＝メイダン◇G1◇ダート2000メートル◇4歳上（南半球産3歳上）◇出走10頭◇1着賞金696万ドル（約8億3520万円）
チュウワウィザード（牡7、大久保）の2年連続の挑戦は3着に終わった。しかし、1年前の2着に続く好走で、世界レベルの力を存分に示した。
道中は速い流れを最後方で追走。川田将雅騎手（36）は慌てず、ラチ沿いでコーナーを通過すると、最後の直線は馬群を縫うようにぐいぐいと追い上げた。
泥だらけの人馬は最後まで諦めない。懸命な追い上げで、最後はペガサスワールドCの勝ち馬で最有力と目されていた米国馬ライフイズグッド（牡4、T・プレッチャー）をかわし、3着に浮上した。大久保師は「着順は去年よりも下がってしまいましたけど、内容としてはすごくよかったです。持てる力を出して、気力を振り絞って走ってくれました。誇らしいです」と胸を張った。
勝ったのはデットーリ騎手騎乗の米国馬カントリーグラマー（牡5、B・バファート）、2着も米国馬ホットロッドチャーリー（牡4、D・オニール）。
馬連（3）（5）は1810円、馬単（3）（5）は4310円、3連複（2）（3）（5）は3660円、3連単（3）（5）（2）は2万4660円。
（注＝成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください）