<ドバイゴールドカップ>◇26日=メイダン◇G2◇芝3200メートル◇4歳上(南半球産3歳上)◇出走13頭◇1着賞金58万ドル(約6960万円)

日本馬、矢作厩舎が2連勝だ。

ステイフーリッシュ(牡7、矢作)が直線の激しい追い比べを制した。前走、サウジアラビアでのレッドシーターフHCに続く海外重賞2連勝。矢作厩舎は直前のゴドルフィンマイルをバスラットレオンで勝っており、ドバイでG2を連勝した。

スタートから鞍上ルメール騎手は冷静だった。逃げ切った前走とは違い、好位のインに待機。長丁場で行きたがる馬も多い中、最後の直線までじっと我慢させ、満を持して追い出した。

が、反応はじりじり。後方から地元UAEのマノーボがいったん先頭に出た。ステイフーリッシュはその内から馬体を併せて再加速。鞍上のステッキを受けてゴール前でグイッと差し返した。

ルメール騎手は満面の笑みで「またやりましたね。すばらしかった。勝つのは難しいと思ったが、最後に手前を替えて、もうひと伸びしてくれました」と最後の頑張りをたたえた。

日本では重賞2着が5回など甘さもあったタイプだが、海外で連勝。晩成型の父ステイゴールドの血が見事に花開いた。

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