<中山牝馬S>◇12日=中山◇G3◇芝1800メートル◇4歳上牝◇出走16頭

単勝97・4倍、ブービー15番人気のクリノプレミアム(牝5、伊藤伸)が大外から豪快に差し切った。勝ち時計は1分46秒8。

大外枠とあって前に壁をつくれず、前半はなだめながらの中団追走。終始、外々を回る展開になったが、直線の坂でも勢いは衰えず、最先着を果たした。鞍上の松岡正海騎手(37)は19年香港カップ(ウインブライト)以来の重賞制覇。入線後、松岡騎手は高らかに左手をスタンドに突き出して、喜びをアピールした。

松岡騎手は「折り合いに気をつけないといけない馬。控える方に回って、それがいい方に出た。(1000メートル1分0秒1は)馬に余裕があって、遅く感じるくらいでした。この馬にとってはいいペース。坂でひと踏ん張りしてくれて、そこで勝てると思った」と振り返った。

2着には12番人気アブレイズ(牝5、池江)、3着には1番人気ミスニューヨーク(牝4、杉山晴)が入った。

馬連(14)(16)は10万6850円、馬単(16)(14)は25万4050円、3連複(3)(14)(16)は14万5880円、3連単(16)(14)(3)は173万7720円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

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