ロードカナロア
父キングカメハメハ、母レディブラッサム。
通算成績19戦13勝。G1勝ち鞍は12、13年スプリンターズS、12、13年香港スプリント、13年高松宮記念、安田記念。香港では「龍王」と呼ばれた最強スプリンターだ。現役時代の全19戦で【13・5・1・0】と全て3着以内に好走。負けたレースも全て0秒1差以内という、抜群の安定感を誇った。98年タイキシャトルに続いて、スプリンターとしては史上2頭目の年度代表馬に輝いている。初年度から芝G1・9勝馬アーモンドアイを出すなど、種牡馬としても優秀な成績を残す。昨年もダノンスマッシュが高松宮記念、レッドルゼルがJBCスプリントを制した。今年は、中山金杯をレッドガラン、AJCCをキングオブコージが制し、年明けからスタートダッシュを決めた。芝、ダート、距離を問わず、オールマイティーな活躍が見込める。
種付料は1500万円。
社台SS関係者コメント 勝ち鞍の平均距離は芝が約1500メートル、ダートが1430メートルということでもちろん短距離に圧倒的に強いということは当然ですが、先日AJCCを勝ったキングオブコージ、中山金杯を勝ったレッドガランのように、年を経るごとに2000メートルを超える重賞勝ちが目立つようになったのは、ロードカナロアの奥の深さではないかと思っています。明け3歳世代もキングエルメスが京王杯2歳Sを勝って初年度から5世代続けて重賞勝ちを決めています。ここ数年がやや種付頭数をセーブしながらではありますが、今年も万全の態勢を整えてまいります。これからは若い種牡馬の目標となる立場になりますが、まだまだ彼らをはね返す存在でいてほしいと思っております。