シスキン

父ファーストディフェンス、母バードフロウン。

フランケルやエネイブルなどの名馬と同じアブドゥラ殿下(ジャドモントファーム)の生産、所有馬で米国生まれ。19年5月にアイルランドのG・リヨン厩舎からデビューし、破竹の4連勝でG1フェニックスS(芝1200メートル)を制した。20年6月の愛2000ギニーでデビュー5連勝とした後はサセックスS3着、ムーランドロンシャン賞4着と堅実に走り、昨秋のBCマイルは勝負どころで進路を失い9着。このレースを最後に引退することとなった。通算8戦5勝(うちG12勝)。全8戦でC・キーン騎手とコンビを組み、同騎手には初のクラシックタイトルをプレゼントしている。4代母は最強牝馬アーモンドアイと同じベストインショウ。

種付料は300万円。

社台SS関係者のコメント 昨年はアクシデントにより20頭と交配を終えた後は大事を取ってお休みをしました。その中でも少ないながら初年度産駒が誕生していて、名牝系出身のアドマイヤセプターの産駒など注目の繁殖牝馬との間に素晴らしい産駒が誕生しています。期待の牝馬を配合して、期待通りの産駒が生まれているというところに改めて魅力を感じています。また、血統背景も大変魅力です。まず父系は母父としてディープインパクトやハーツクライ、スペシャルウィークとの間にG1勝ち馬を輩出するアンブライドルズソングの系統。そして名牝系出身でもありまして、母のバードフロウンは血統構成がほぼ全くキングマンと同じ。サンデーサイレンスの血を持たない国内G1馬、シュネルマイスターを生んだキングマンと血統構成が同じということは、当然この牝系に日本の適性の高さは表れていると思います。本馬の祖母は欧州2歳チャンピオンのザールの全妹。ゴーンウエスト(後継種牡馬を通じモズスーパーフレアやインティを輩出)の血を持つことにも注目です。

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