セイウンコウセイ

父アドマイヤムーン、母オブザーヴァント(母父カポウティ)。17年高松宮記念の覇者で通算成績42戦7勝。脚力は衰えることなく、8歳まで走り抜いた。15年のデビューから3戦は芝で振るわなかったが、4戦目のダート戦で2着。キャリア7戦目でようやく初勝利を決めると、芝に戻った昇級戦でいきなり2着。その後は芝で連勝した。

13着の1走を挟み、16年に1600万(現3勝クラス)、オープン特別を連勝した。続く重賞初挑戦のシルクロードSは好位からしぶとく粘り2着に好走した。さらに5番人気で迎えた高松宮記念は、4番手追走から手応えよく伸びて重賞初制覇をG1で飾った。

18年函館スプリントSを逃げ切り勝ち、19年の高松宮記念も2着に入った。その後も善戦を続け、8歳の21年キーンランドCは、58キロを背負い、直線で猛然と伸びて勝ち馬と0秒1差の3着。古豪健在を示した。21年阪神C6着を最後に現役を引退し、種牡馬入り。

種付料は受胎条件50万円。

アロースタッド関係者のコメント 8歳までに短距離界のトップクラスで息の長い活躍をいたしました。特に高松宮記念は勝った4歳時から5年連続で出走。負けた年でもすべて勝ち馬から0秒5差以内と、高いパフォーマンスを維持し続けました。血統面では、おいに南関東重賞4勝で交流重賞でも活躍中のモジアナフレイバー、おじにはNHKマイルC優勝馬タイキフォーチュン、ニュージーランT勝ち馬タイキリオン、おばのクリスタルC勝ち馬タイキダイヤ、NHKマイルC勝ち馬クラリティスカイなど日本での活躍馬が多数出ております。現役時に見せた高いスピードとタフな馬体、世界的成功種牡馬が数々並ぶたしかな母系、そして運動神経の高さをのぞかせるこの脚さばき。次世代スプリント種牡馬を担う活躍を大いに予感させてくれます。

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