日曜中山メインは伝統の重賞AJCC(G2、芝2200メートル、23日)が行われる。

コンビ再結成だ。有馬記念16着から巻き返しを期すアサマノイタズラは、デビューから6戦連続で手綱を取った嶋田騎手が騎乗する。昨年1月の中山で未勝利を勝ち上がり、春のスプリングSでは頭差2着。皐月賞(16着)ではG1初騎乗を果たし、酸いも甘いも経験した。だが、ラジオNIKKEI賞12着後はコンビを解消。秋初戦のセントライト記念は乗り替わった田辺騎手が鮮やかな差し切り勝ちを決めた。悔しい思いをした嶋田騎手は「重賞を勝ったことで、もう戻って来ることはないと思っていた。再びチャンスをいただけて本当に感謝しています」と、感謝の念を込めた。水曜の追い切りにも騎乗し「元々の動きができていました。せきもなく、気管支は大丈夫」と感触を確かめた。新馬の頃から気心知れている相棒の古馬としての初戦もエスコートする。【舟元祐二】

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