<追い斬り激論:AJCC>

冬の伝統重賞AJCC(G2、芝2200メートル、23日=中山)に向けた最終追い切りが東西トレセンで行われた。「追い斬り激論」ではともに重賞初タイトルを狙う実力馬に注目。東京の井上力心(よしきよ)記者はかねてから絶大な能力にほれ込む良血馬オーソクレース(牡4、久保田)を、大阪の網孝広記者は抜群の安定感を誇るポタジェ(牡5、友道)をそれぞれプッシュした。強い4歳世代か? それとも勢いあるオーナー&厩舎タッグか?

   ◇   ◇   ◇

井上 こないだおみくじで大吉当たったんですよ。

網 でも、先週重賞3戦全敗やったんやて?

井上 それはお互いさまじゃないですか? まだ運は使っていませんよ。

網 ほな、今週やな。さて主役のオーソクレースはどうやった?

井上 気迫あふれるいい動きでしたね。脚取りも力強い。美浦坂路で強めに追われ4ハロン53秒5-12秒4。イルーシヴパンサー(古馬オープン)を2馬身追走し併入しました。

網 強めに追った割に時計はそこそこやね?

井上 もともと攻め駆けするタイプじゃないですから。相手をしっかり追いかけて集中して走れていましたし、併走相手にまたがっていた久保田師も「もう少し余裕を持ってほしかったけど相手も動く馬だからね。気持ちが入っていたし予定どおり順調ですよ」と及第点を与えていました。これまでも、レースではしっかり走れていますからね。

網 最終追いが坂路なのはデビュー以来初めてや。

井上 師は「坂路の方が距離も短いしスイッチが入れられる。ウッドだと抜けだしてフワッとするので」と最後まで集中力を持続し、気持ちを促す意図があったと説明しています。調教で気を抜く面もあった馬ですが、今日は終始真面目に走れていました。併せ遅れたセントライト記念時とは見違える動きです。

網 G1・2勝マリアライトの初子。血統もええな。

井上 まだまだやんちゃさがある馬ですが「勝負根性なんかはお母さんと重なるね。似てきてる感じがする」と、師はここにきて母の面影も感じているようです。強い4歳世代の中でもトップレベルと思っています。やってくれますよ!

網 こっちの良血ポタジェも負けてへんで。

井上 川田騎手を背に3頭併せの真ん中から6ハロン86秒5-11秒5。ジュンブルースカイ(古馬2勝クラス)には半馬身先着でしたが、リアド(3歳1勝クラス)に半馬身遅れは気になります。

網 最先着とはいかんかったけどしまいは追われて、ダイナミックなフォームで反応良く加速していた。友道師も「もともと調教でそんな目立った動きはしない。競馬にいくと頑張る。大丈夫でしょう。今年は(G1の)チャンスがあると思っている」と信頼はかなり厚い。

井上 先週重賞Vのオーナー-金子真人HD×友道師のタッグも強力ですね。

網 特にオーナーは2日連続やから。同オーナーボッケリーニにも要注意や。あれだけの大オーナーだけに先週で運を使い果たしたということはないやろ。

井上 はあ、せめて今週だけでもいいから強運を分けてほしい・・・。

  1. お得な新入会プラン登場! 競馬情報サイト【極ウマ・プレミアム】
  2. 競馬予想に【ニッカンAI予想アプリ】