18年ダービー馬ワグネリアン(牡、友道)が5日午後6時ごろ、栗東トレセン内の診療所の入院馬房で病死した。7歳だった。死因は胆石による多臓器不全とされる。

管理する友道師は「ジャパンC(18着)の後、体調が悪くていろいろと治療してもらったんですが、年末から容体が急変してしまいました。一戦一戦が思い出ですが、ダービーが一番の思い出です。けさ、福永騎手も東京から栗東に来てくれました」と無念の様子で語った。

ディープインパクト産駒で17年7月にデビューした。翌年は皐月賞で7着に敗れたものの、続くダービーでは外枠から先行策で押し切り、19度目の挑戦で悲願のダービー初制覇を果たした福永騎手は馬上で喜びの涙にくれた。

同年の神戸新聞杯を最後に勝利から遠ざかっていたが、19年のジャパンCでは3着に好走するなどG1戦線をにぎわせていた。通算成績は17戦5勝(重賞3勝)。

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