<チャレンジC>◇4日=阪神◇G3◇芝2000メートル◇3歳上◇出走11頭

強い3歳世代からまた新星が誕生した。オルフェーヴル産駒ソーヴァリアント(牡、大竹)がデビュー9戦目で重賞を初制覇。

ルメール騎手の騎乗で1番人気に支持され、2番手から力強く抜け出し2着に3馬身半差をつけた。勝ち時計は2分1秒0。次走は未定だが飛躍が楽しみだ。

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雄大な迫力ある馬体を弾ませながら、ソーヴァリアントが力強く先頭でゴール板を駆け抜けた。大外枠から好スタートを切り、2番手待機。1000メートル通過が1分2秒9のスローペースでも、しっかりと折り合って脚をためる。抜群の手応えのまま、直線入り口で満を持して追い出すと、後続を置き去りにした。最後は流す余裕を見せながら、つけた着差は3馬身半。グレード制導入の84年以降でレース史上最大着差での圧勝に、鞍上のルメール騎手も「能力が高い馬ですから、上のクラスにも行けますね」と笑顔が止まらない。

まだデビュー9戦目の3歳馬。クラシック出走はかなわなかったが、前走のセントライト記念でも負けて強しの2着で、群雄割拠の3歳世代でトップレベルのポテンシャルを示してきた。大竹師は「パドック、馬場入場でまだうるさいところを見せていたり、輸送で体が減っていたりなど克服しないといけない点がある」と課題を残すが、一線級の年長馬を相手にこのパフォーマンス。今後が楽しみになる一戦だった。

さらにタイトル量産の夢も広がる。「大きな差で勝利しましたし、G2、G1でも行ける。楽しみですね」とジョッキーは快進撃の始まりを告げた。次走は未定だが間違いなく、日本競馬界のトップ戦線を進みそうだ。【藤本真育】

◆ソーヴァリアント▽父 オルフェーヴル▽母 ソーマジック(シンボリクリスエス)▽牡3▽馬主 (有)社台レースホース▽調教師 大竹正博(美浦)▽生産者 社台ファーム(北海道千歳市)▽戦績 9戦4勝▽総収得賞金 1億674万5000円▽馬名の由来 とても勇敢

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