<ステイヤーズS>◇4日=中山◇G2◇芝3600メートル◇3歳上◇出走13頭
平地最長距離のG2は、格上挑戦の6番人気ディバインフォース(牡5、寺島)がかっさらった。
序盤1000メートルが1分5秒3の緩い流れ。2000メートルを過ぎてもペースが上がらない中、中団で脚をためにためた。2周目の直線にかけてスパートを開始。勢いよく急坂を駆け上がると、ラチ沿いの最短距離を逃げ粘っていた4番人気アイアンバローズを差し切った。勝ち時計は3分47秒6。
田辺裕信騎手(37)は「ちょっとムラがあって距離もやってみないとわからないところで、どれだけ脚を余らせていけるかと思っていた。いい手応えで4角を回れたので、いけるかなと思いました。いつもポジションを取れないことが続いていたので、行きたくても行けない何かがあったのかはわかりませんが、そういうパターンの馬なのかな、と。流れが遅い中でいい感じで進出できました」と振り返った。
3着には5番人気シルヴァーソニックが入った。
馬連(5)(11)は1800円、馬単(11)(5)は4110円、3連複(5)(11)(13)は4420円、3連単(11)(5)(13)は2万5870円。
(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)