カレンブーケドール(牝5、国枝)の引退が30日、決まった。

脚部不安で先週のジャパンCを回避し、天皇賞・秋12着がラストランとなった。国枝師は「一生懸命走ってここまで頑張ってくれました。G1は勝てなかったけど、昨年のジャパンCは3冠馬相手によく頑張ってくれたし、お疲れさまと言いたい」とねぎらいの言葉を寄せた。当初は来年のAJCCで復帰を目指す予定だったが、放牧先の宮城県・山元トレセンで精密検査を受け、繁殖入りが決まった。

通算成績は17戦2勝。勝ち鞍は未勝利戦、スイートピーSで重賞未勝利だったが、グランアレグリア、ラヴズオンリーユー、クロノジェネシスと同世代の牝馬として、目覚ましい活躍をした。19年はオークス、秋華賞、ジャパンCで2着。昨年は3冠馬3頭が激突したジャパンCでアーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトに次ぐ4着に入った。今年は天皇賞・春3着、宝塚記念4着。重賞&G1制覇が期待されていたが、その夢は子どもに託される。

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