<ジャパンC>◇28日=東京◇G1◇芝2400メートル◇3歳上◇出走18頭

これが最後の“2人旅”。ありがとう、コントレイル。無敗の3冠馬コントレイル(牡4、矢作)が、ラストランを勝利で締めくくった。福永祐一騎手(44)に導かれ、府中のターフを堂々と突き抜けた。昨年の菊花賞以来となる有終のG1・5勝目。今後は、すでにこの世を去った父ディープインパクトの後継種牡馬として、第2の馬生が始まる。

騎手・福永祐一は常に感謝の気持ちを持っていた。1年前のダービー。勝利後、無人のスタンドに頭を下げた。それは、ファンに感謝の気持ちを伝えたかったから。その感謝は日頃から持ち続けていた。

「ファンからもらったんよ」。ポロっと教えてくれたのは、ファンが作ったコントレイルマスク。メッセージ付きで騎手会宛てに届いた。「せっかくやし、コントレイルが走る時はね」とその思いに感謝して、栗東トレセンや競馬場で着用し続けた。

「そりゃ、たくさんの人に見てもらいたい」。コロナ禍のため、引退レースまで競馬場への入場制限は解けなかった。それでも、福永騎手はファンの後押しも力に変えた。【藤本真育】

◆福永祐一騎手 JCは8回目で初勝利。44歳11カ月20日での勝利は、16年(キタサンブラック)に47歳8カ月13日で勝利した武豊騎手に次ぐ年長優勝。JRA・G1はスプリンターズS(ピクシーナイト)に続く今年4勝目、通算32勝目。JRA重賞は今年10勝目、通算157勝目。

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