<極ウマ記者、週末はみんなでジャンプ=11月28日>

極ウマ競馬班の才媛・三嶋まりえ記者、マーケティング予想の井上力心(よしきよ)記者、海外競馬&ジャンプ大好きの木南友輔記者が今週も障害競走を楽しく、そして、本気で予想します。

まりえ 土曜の競馬は難しかったです。阪神メインの京都2歳Sは私たち3人とも、同じ本命だったんですが・・・。

力心 関東から参戦した紅一点のライラックは8着。ゲートへ入るのにあれだけ手間取ってしまうと・・・。

木南 トレセンでいい動きをする馬で、デビュー戦も強かったけど・・・、2歳牝馬だし、これからに期待だね。

まりえ でも、土曜東京4Rは井上(力心)さんが推したエコロドリームが2着。グローリグローリとの○◎で本線的中。さすがです。

力心 2周目3コーナーで上がっていった時はワクワクしたよ。エコロドリームはデビュー戦であれだけ走れて、次が楽しみになったね。

木南 日曜は阪神5Rの未勝利戦(直線ダート2970メートル)。8頭立てで、ここはオール関西馬だ。

力心 僕は◎ミッキーメテオから。デビュー戦だった前走は結果的に人気薄の先行馬がワンツーを決める結果。後方からいい脚で差を詰めてきていました。2戦目の今回は頭数も手ごろだし、好勝負必至だと思います。

まりえ 私は◎サトノパシュートに期待。初戦が4着、2戦目が3着。着実に飛越は上達していると思う。高田騎手は先々週に福島で2カ月ぶりの実戦復帰騎乗。現地で取材していましたが、ジンゴイストで本当に鮮やかな差し切りを決めました。

木南 俺も◎サトノパシュート。関東の若手騎手が翌週に言ってた。「あのジンゴイストのレース、もちろん、最後の脚は馬もすごいんですけど、パトロール見てください。高田さんの道中のレース運びがすごいんですよ。うわー、こんなに内にこだわるのかって思いました。ラチ沿いピッタリを走らせてるんです」って。確かに、たすきが終わって、順回りになってからは最短距離を追走。あれで最後の脚を引き出したんだなあ。

まりえ 神騎乗でした。休養に入る前の9月の中山も8番人気ブラックムーンで勝っているので、高田ジョッキー自身は現在連勝中。ここも名手の手綱さばきを信頼ですね。

力心 このレースをビシッと当てて、12月のジャンプシーズンに備えるぞ!

まりえ・木南 おーっ。

◆三嶋毬里衣(みしま・まりえ)1994年(平5)12月2日生まれ。最初に見た競走馬はアーモンドアイ。好きな飲み物はクラフトビール。ツイッター「@mishima_marie」でさまざまな競馬情報を発信中。今年は冬コク(1回&2回小倉)の障害競走予想で◎が【9・5・4・6】と抜群の成績を残した。日々、美浦トレセンの関係者を取材し、縦横無尽に歩き回っている。

◆井上力心(いのうえ・よしきよ)1986年(昭61)9月6日、福岡県北九州市生まれ。幼少時に父と小倉競馬場へ行き、競馬の魅力にはまる。ITエンジニア、マーケティングコンサルタント職を経て、日刊スポーツ新聞社の競馬担当へ。マーケティング用語を駆使した独自の予想にチャレンジ。秋競馬もG1&重賞の予想で的中を連発。

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