引退レースのマイルCSを勝ち、G16勝目を飾ったグランアレグリア(牝5、藤沢和)が25日、美浦トレセンを退厩した。
見送った渡部助手は「無事終わってよかった。そればっかりですね。ほっとしています。朝日杯(FS)の時、長距離輸送でも体が減らずタフさを感じたが、振り返ると本当にタフな馬だったなと感じます。そのおかげで最後まできっちり走れたんだと思います。最後勝てたのはよかった」と振り返った。
今後は繁殖入りする予定。同助手は「お母さんとしても良さそうですよね。ただ、こびるタイプではないので年上のお母さんとうまくやっていけるか・・・。先輩ママに目を付けられないかだけ心配です」と笑って送り出した。
同馬の主戦、ルメール騎手も熱視線だ。「マイルCSは強かった。レベルが違いましたね。彼女の子どもに乗ってみたい。楽しみですね」と胸を躍らせた。