10年ぶりに女性騎手のみで争うレディスジョッキーズシリーズが23日、盛岡競馬場で開幕した。
第1戦は川崎の神尾香澄騎手(20=山田質)が、第2戦は兵庫の佐々木世麗騎手(18=新子)が勝利と、今年4月にデビューした2人のルーキーが大活躍。第1戦5着の佐々木騎手が2戦の合計を40ポイントとして盛岡の総合1位となり、シリーズトップに立った。
第2戦が鼻差の辛勝だった佐々木騎手は「総合1位で素直にうれしいです。第2戦は直線に向いて馬に遊ばれてすごく焦ったのですが、馬が最後まで頑張ってくれました」とホッとした様子。
第1戦を逃げ切った神尾騎手は「出遅れてしまったのですが、馬場状態を気にする様子もなく気持ちよく走ってくれたので、すごくいい馬に乗せてもらったなと思います」とコメントした。
3競馬場を舞台に争う同シリーズの次回は27日、高知競馬場で行われる。