<チャンピオンズC:2週前追い切り>
白毛のG1・2勝馬ソダシ(牝3、須貝)が「二刀流V」へ予行演習を成功させた。
再来週のチャンピオンズC(G1、ダート1800メートル、12月5日=中京)へ向けて17日、栗東Bコース(ダート)で追われた。
ダートのオープン馬アディラートを相手に、追走して馬なりのまま6ハロン84秒2-11秒2。楽々と半馬身の先着を果たした。
須貝師は「これだけスムーズな動きを見せてくれた。ジョッキー(吉田隼騎手)の感触も悪くなかった。ちょっとホッとした」と笑みを浮かべた。
父クロフネは芝とダートの双方でG1を制した。その血は体つきにも表れつつある。
トレーナーは「なんせダートは初めてなので挑戦者のつもり」と強調した上で「トモがでかくなってきて、ダート馬みたいにブリッとしてきた」と指摘する。
秘めたる適性は十分。砂上での“白星”も夢ではなさそうだ。
◆父クロフネは・・・ 00年10月のデビューから8戦は芝レース。01年NHKマイルCでG1制覇を果たした。その秋、武蔵野S(G3)でダート初挑戦。2着馬に9馬身差のぶっちぎり勝ちを飾ると、続くJCダート(G1)でも7馬身差の圧勝を飾った。