白毛のアイドルホース・ソダシ(牝3、須貝)が、チャンピオンズC(G1、ダート1800、メートル、中京=12月5日)で初ダートに挑戦することが10日、分かった。須貝師が明かした。

G12勝のソダシは前走、牝馬3冠最終戦の秋華賞で1番人気に推されながらも10着と大敗。レース後には、ゲート内で暴れた際に負傷したとみられる前歯からの出血も見られた。その後は前歯の抜歯も行い、短期放牧へ。5日に栗東トレセンへ帰厩していた。

この日はCウッドで併せ馬を行い、併走馬に先着。須貝師は「体調はいいですね。(次走は)チャンピオンズCに行こうと思います。今後も見据えて、(ダート適性は)血統背景も物語っている馬でもあるからね。斤量差もあるし、この辺で1回、試してみてもいいかなと思って。そこを視野に考えています」と、明かした。鞍上は引き続き、吉田隼騎手。

父は01年のジャパンCダートで衝撃のレコード勝ちを飾ったクロフネ。母も現役時代にダートで4勝を挙げた白毛馬ブチコ。血統的にダート適性は十分で、注目の一戦になることは間違いない。

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