<スワンS>◇30日=阪神◇G2◇芝1400メートル◇3歳上◇出走18頭◇1着馬にマイルCS優先出走権

ダノンファンタジー(牝5、中内田)が1番人気の支持に応えて、重賞6勝目を挙げた。

川田将雅騎手(36)の巧みな手綱さばきに導かれて、堂々と差し切り勝ち。阪神では重賞5勝目、芝1400メートルでは昨年阪神Cに続く勝利で、舞台巧者ぶりを見せつけた。

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まさに“庭”だ。ダノンファンタジーが、得意の仁川で鮮やかに突き抜けた。川田騎手のアクションに応えてしっかり差し切り、重賞6勝目をゲット。阪神ではゴールドシップ(6勝)に次ぐ重賞5勝目だ。

1400メートルの重賞も3勝目で、史上最多タイ。「何よりここを目標にしてきましたので。阪神1400メートルはこの馬に適した条件。いい内容で勝ち切ってくれて何よりです」。狙いを定めたタイトルを射止めて、鞍上が胸をなで下ろす。冠名ダノンのダノックス、野田順弘オーナーも「素晴らしい乗り方をしてくれてありがとう」と満面の笑みで騎乗をたたえた。

陣営の的確な判断も実った。今夏は北海道遠征を予定していたが、直前で熱発となりキャンセル。放牧に出して体調回復に努めた。「ケアをして、無理せず立て直してきました。馬が頑張って、いい内容で走ってくれました」と中内田師もホッとした表情を見せた。

マイルCS(G1、芝1600メートル、11月21日=阪神)の優先出走権を得たが、今後は未定。「馬の様子を見てから決めたい」と師。12月25日には同舞台の阪神Cもある。大好きな仁川で、タイトルを積み重ねる機会はまだまだありそうだ。【木村有三】

◆阪神平地JRA重賞5勝 ダノンファンタジーが史上2頭目。ゴールドシップ6勝(12年神戸新聞杯、13、14、15年阪神大賞典、13、14年宝塚記念)に次ぐ。4勝はラッキーライラック、オルフェーヴル、ドリームジャーニー、キョウエイマーチ、ビワハヤヒデなど10頭。

◆ダノンファンタジー▽父 ディープインパクト▽母 ライフフォーセール(ノットフォーセール)▽牝5▽馬主 (株)ダノックス▽調教師 中内田充正(栗東)▽生産者 ノーザンファーム(北海道安平町)▽戦績 17戦7勝▽総収得賞金 3億8471万7000円▽主な勝ち鞍 18年ファンタジーS(G3)阪神JF(G1)19年チューリップ賞(G2)ローズS(G2)20年阪神カップ(G2)▽馬名の由来 冠名+幻想。幻想的な走りを期待して

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