<府中牝馬S>◇16日=東京◇G2◇芝1800メートル◇3歳上牝◇出走18頭◇1着馬にエリザベス女王杯優先出走権

4番人気シャドウディーヴァ(牝5、斎藤誠)が、実に18度目の挑戦で念願のJRA重賞タイトルを手にした。

後方待機からメンバー最速上がり33秒1の脚を繰り出し、2番手から抜け出したアンドラステをゴール前で首差捉えた。勝ち時計は1分45秒6。3戦連続騎乗の福永祐一騎手(44)は三度目の正直を実らせた。

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直線で外に進路を取ったシャドウディーヴァが測ったようにアンドラステを差し切った。ここ2走の中団からの競馬とは違い、4コーナー14、15番手。福永騎手の判断で、道中はマジックキャッスルやドナアトラエンテなど有力馬を見ながらの位置で脚をためた。「いい伸びを見せて勝つことができてよかった。最後まで脚を使ってくれた」。3戦続けての手綱で勝利をもたらした鞍上は、パートナーの力をたたえた。

斎藤誠師は「しびれました」と実感を込めた。シャドウディーヴァのJRA重賞挑戦は18度目だった。昨年のレースを含め3回の2着はすべて東京。届きそうで届かなかった勲章を、惜敗を続けた地でつかんだ。「最後に脚を使うのは2回乗って分かっていたのでしょう。さすがベテランの味が出ましたね」とジョッキーに感謝した。

エリザベス女王杯(G1、芝2200メートル、11月14日=阪神)の優先出走権を獲得した。師は「これから考えます」と出走は明言しなかったが、昨年8着のリベンジへの期待は高まる。福永は「上手に走る馬。距離も問題ないと思うし、これをきっかけに飛躍してほしいと思います」と言った。ついに重賞ホース。G1路線を進めば、胸を張って行ける。【久野朗】

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