愛チャンピオンSを優勝し、G1・5連勝としていたセントマークスバシリカ(牡3、A・オブライエン、父シユーニ)が引退することが27日、分かった。馬主のクールモアが発表した。同馬は11日の愛チャンピオンS後に脚を痛がるそぶりを見せ、本格的な調教が再開できず凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月3日=パリロンシャン)を回避していた。今後は種牡馬入りする。

エイダン・オブライエン師は「これまで管理した中でも最高の競走馬でした。彼は(母父の)ガリレオから判断力を、シユーニからスピードを受け継ぎ、落ち着いて加速していた」とコメント。通算9戦6勝。昨年10月のデューハーストSでG1初勝利を挙げ、仏2000ギニー、仏ダービー、エクリプスS、愛チャンピオンSとG1を5連勝。「ロンジンワールドベストレースホースランキング」ではアダイヤー、ミシュリフに並ぶトップタイの評価を受けていた。

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