<オールカマー>◇26日=中山◇G2◇芝2200メートル◇3歳上◇出走16頭◇1着馬に天皇賞・秋優先出走権

2番人気ウインマリリン(牝4、手塚)が内から抜け出し、今年3月の日経賞(G2)以来となるJRA重賞3勝目を挙げた。勝ちタイムは2分11秒9。

2着にはウインキートスが入り2年連続の牝馬ワンツー。次走は予定通りエリザベス女王杯(G1、芝2200メートル、11月14日=阪神)に向かう。

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1番枠を最大限生かした、ロスのない立ち回りがウインマリリンの勝利を引き寄せた。直線で狙った進路が開かずにブレーキをかけるシーンがあっても、切り替えて抜け出す力が有り余っていた。デビューからの全5勝を導いた横山武騎手は、相棒をたたえ、そして成長を評価した。

「日経賞のようなレースをしようと思っていて、思い描いたレースができました。狙ったスペースに入れず引っ張ってしまったのはもったいなかったですが、それでも勝てた。今日は馬の力で勝てました」

まさに「大人のマリリン」だ。この日は14キロ増。中間から馬体をふっくら見せ、追い切りではばねのある動きがひときわ目を引いた。前走後は痛みの出た右肘の手術も挟み、体のケアにも努めた。手塚師は「手術したのは良かったですね。帰ってきて、馬の雰囲気が全然違った。春よりも馬がすごく良くなってたからね。すごいなと思います」とうなずいた。状態の良さには自信を持っていたが、レースを終えると強さを再認識。手塚厩舎はセントライト記念(アサマノイタズラ)に続く2週連続JRA重賞制覇で、新潟記念(マイネルファンロン)を含め9月は重賞3勝と好調だ。「ありがとうございます。うれしいですね」。今年6勝目の重賞Vで、G1シーズンへはずみをつけた。

念願のG1タイトル獲得へ視界は広がった。予定通りエリザベス女王杯に向かう。手塚師は「阪神2200はベスト」と舞台適性も見込む。昨年4着からのリベンジへ。態勢は整った。【井上力心】

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