99年オークスを制したウメノファイバーが12日未明に繋養(けいよう)先の株式会社ハクレイファーム(北海道新冠町)で老衰のため死んだ。25歳だった。現役時は16戦4勝。重賞3勝(うちG11勝)。付加賞を含む総収得賞金2億3899万2000円。

98年7月に相沢厩舎から函館でデビュー。2戦目で初勝利を挙げ、京王杯3歳Sで重賞初勝利。7番人気で迎えたオークスでは、1番人気トゥザヴィクトリーをゴール前で鼻差捉えG1初制覇。その後は7戦したが1勝も挙げられず、00年の阪神牝馬特別(6着)が引退レースとなった。

生産者の斉藤安行氏は「突然のことで驚いています。小さな牧場がG1レースを取れたことは奇跡だと今でも思っています。ウメノファイバーには『ご苦労さま、ありがとう』と伝えたいです。応援してかわいがってくださったファンの皆さまにも感謝申し上げます」とコメントした。

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