昨年認可された愛馬会法人インゼルサラブレッドクラブ(京都市中京区、大住拓哉代表)が、8日から1歳世代の会員募集を開始することを発表した。

国内トップのノーザンファーム、社台ファームに加え、アイルランドのクールモアスタッドとも連携し、設立初年度は19頭の募集馬を用意。叔母に欧州史上最強牝馬エネイブルがいるコンシダレイトの20(牡、父ナサニエル)、母は英G1ジュライC勝ち馬のフリーティングスピリットの20(牡、父キタサンブラック)をはじめ、国内外の血統馬がラインナップされている。

1頭の権利を分割して会員が出資する一口馬主の世界に、新たな風も吹き込まれる。50口、500口の2パターンによるファンドに加えて、「IFF(Insel Fun Fund 2021)」と名付けられた募集形式も始める。15頭をまとめて提供する画期的な商品で、対象募集馬15頭の合計募集価格の10%分を、2500口に分割して出資者に提供するというもの。費用を抑えて多くの馬との関わりを持つことで、毎週末の競馬をより楽しんでもらう狙いだという。

馬主名義となるクラブ法人インゼルレーシングの代表は(株)キーファーズ取締役の松島悠衣氏。同氏は「世界でも通用する競走馬の輩出を目指し、ホースマネジメントをしていく所存です。競馬における持続可能性を探究しつつ、老若男女問わずに愛される『夢』のあるクラブにしていきたいと考えておりますので、末永いご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」とコメントした。

今年の皐月賞はキャロットクラブ所有のエフフォーリアが勝ち、ダービーではサンデーレーシング所有のシャフリヤールが世代の頂点に立った。クラブ全盛の時代でのニューカマーの登場には期待感も高まる。武豊騎手は「新しいクラブの誕生は競馬界にもファンの皆さまにもとても喜ばしいことではないでしょうか」とコメント。海を越えた欧州からはランフランコ・デットーリ騎手が「初年度の募集馬にはエネイブルのおいもいると聞いています。いつかクラブの馬に騎乗できる機会を楽しみにしています」と話し、ライアン・ムーア騎手も「サクソンウォリアーの子が日本で走ると聞きました。彼はとても勇敢な馬でした。産駒にもいい影響を与えてくれるでしょう。また日本で皆様にお会いできることを楽しみにしています」とエールを送った。

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