<新潟4R>◇5日=新潟◇3歳未勝利◇芝2200メートル◇出走18頭

ボーンジーニアス(牡、小西)が制し、うれしい初勝利を挙げた。勝ちタイムは2分14秒3。向正面では後方3番手を進んでいたが、3、4角で大外を追い上げ、直線は大外から豪快な差し切りを決めた。M・デムーロ騎手は「結構難しい馬です。他の馬のスタートが速くて、後ろからになったけど、この馬には今日の馬場が合っていました。みんなばてたからね。スタミナのある馬。勝つことができて良かったです」と笑顔で話した。

ボーンジーニアスは父ナカヤマフェスタを所有した和泉信一オーナー(故人)の息子、和泉憲一オーナーの所有馬。母キズナ2(父ハリケーンラン)はフランスのセールで憲一氏が購入し、ナカヤマフェスタが凱旋門賞遠征時に滞在したトニー・クラウト厩舎で現役生活を送った。クラウト師との縁をきっかけに「ナカヤマフェスタの花嫁になるような馬を」ということで見いだされ、KIZUNAという名前が付けられた。偶然にも同世代の日本にはキズナという競走馬がいて、ダービー馬に輝いており、現1歳には父キズナ、母キズナ2の牡馬が誕生している。

父ナカヤマフェスタと同じ「赤、白二本輪、青袖」の勝負服。夏競馬最終週の新潟でドラマチックな初勝利となった。

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