JRAは1日、丸山元気騎手(30=根本)が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。これまで厩舎関係者に同ウイルスの感染者は出ていたが、現役JRA騎手140人からの感染者は丸山騎手が初めて。現在は保健所の指示に従い、隔離措置がとられている。

JRAが同騎手に行った聞き取り調査によると、濃厚接触者はいないという。大事をとって、同騎手と同じく先週土日に新潟で騎乗していた全ての騎手は、1日朝の調教騎乗を取りやめた。

今後、同騎手へのさらなる聞き取り調査によって、感染リスクのある者の特定作業を行う。JRAが感染リスクがあると判断した者はPCR検査を受検する予定。JRA広報は「JRAが独自に設定したルールに基づいて、感染リスクのある人間に対して、隔離等の対応をとっていきたいと思います」とコメントした。

JRAは7、8月にかけて新型コロナウイルスワクチンの職域接種を実施。騎手は東西合わせて約70人が職域接種にてワクチンを接種したという。

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