元JRA騎手の高嶋活士(28=ドレッサージュ・ステーブル・テルイ)と、元JRA調教助手の宮路満英(63=リファイン・エクインアカデミー)が26日、世田谷区・馬事公苑で行われるパラリンピック東京大会の馬術の個人規定(馬場馬術)に出場する。

25日は会場の馬事公苑で第1回のホースインスペクション(馬体検査)が行われ、高嶋が騎乗予定の9歳牝馬ヒュゼットビーエイチ、宮路とコンビを組む14歳せん馬チャーマンダーとも通過した。

JRA時代通算244戦0勝の高嶋は初めての日本代表入り。騎手時代の13年2月の障害戦で落馬事故に遭い、パラ馬術に転向した。障がいのレベルが2番目に軽いグレード4に参戦する。

宮路は16年リオデジャネイロ大会に続く2大会連続の大舞台に立つ。栗東の宇田、森厩舎の調教助手として厩舎を支えた。98年に仏G1モーリスドゲスト賞を勝った名牝シーキングザパールなどに携わったが、05年7月に厩舎内で倒れた。脳卒中で3週間も意識が戻らず、右半身まひと高次脳機能障害の後遺症を抱えながら、パラ馬術で再び馬上に戻った。障がいのレベルが2番目に重いグレード2に参戦し、前回大会11位を上回る成績を狙う。

◆パラリンピックの馬術競技 肢体不自由、視覚障がいの選手によって男女混合の馬場馬術として行われる。96年アトランタ大会から正式種目。演技の正確性と芸術性を争い、順位は複数の審判が採点して、その平均点(得点率)で決まる。個人規定の上位8人が30日の個人自由演技(フリースタイルテスト)に進むことができる。28、29日は団体戦も実施される。選手は障がいの程度に応じて最も重いグレード1から最も軽いグレード5にクラスが分けられる。個人戦はクラスごとに順位を決定する。高嶋のグレード4は常歩(なみあし)と速歩(はやあし)と駈歩(かけあし)で、宮路のグレード2は常歩と速歩だけで演技する。

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