JRAは18日、都内のJRA本部で「調教師 木村哲也の暴行事案」に関する第2回の裁定委員会を開き、木村哲也調教師(48)に対して7月29日から10月31日までの約3カ月間、調教を停止する処分を決めた。

木村師は19年12月、美浦トレセンの自厩舎で当時所属騎手だった大塚海渡騎手(20)に対して暴行を加えたことで、7月12日付で土浦簡裁から罰金10万円の略式命令を受け、27日に罰金刑が確定した。このため裁定委員会の議定があるまでの間、7月29日から調教を停止されており、今回で正式な停止期間が決定した。

審判担当・福田正二理事のコメント 今般、本会調教師による当時所属していた騎手への暴行事案に対し、罰金刑の司法処分が下されました。本会といたしましては、本日、当該調教師に対して必要な処分を決定するとともに、改めて全調教師に対して再発防止に向けた注意、指導を徹底いたしました。今後、より一層、競馬サークル全体で暴力・パワハラ事案の根絶に取り組んでいく所存です。

お客様や関係者の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを心よりおわび申し上げます。

◆経過

1、19年12月11日、美浦トレーニング・センターの木村厩舎内において、木村哲也調教師が当時厩舎所属であった大塚海渡騎手に対して暴行を加えた。

2、20年6月、大塚騎手より木村師から暴行を加えられていた事実について本会へ報告があり、その後両者から事情聴取等を進めていく中で、大塚騎手から警察へ被害届を提出する意思が示された。

3、21年1月、大塚騎手から警察に被害届が提出された。

4、7月12日、木村師に対し、土浦地方裁判所より罰金刑の略式命令が下された。

5、7月27日、罰金刑が確定した。

6、7月29日、第3回新潟競馬裁決委員は、調教師木村哲也に対し、同日から裁定委員会の議定があるまでの間、調教を停止した。

7、8月4日、第1回裁定委員会を開催して予定される処分を決定し、行政手続法により、調教師木村哲也に対して弁明の機会を付与したが、指定期日までに弁明書の提出はなかった。

8、8月18日、第2回裁定委員会で処分を決定。

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