<愛オークス>◇17日=カラ(アイルランド)◇G1◇3歳牝◇芝2400メートル◇出走8頭

日本生まれのディープインパクト産駒スノーフォール(牝3、A・オブライエン)が断然人気に応え、17年エネイブル以来となる史上15頭目の英愛オークスダブル制覇を果たした。

英オークスをレース史上最大着差の16馬身差で制し、真価が問われた一戦。ライアン・ムーア騎手を背にしたスノーフォールは道中は中団4、5番手を追走。直線で進路ができると、豪快な末脚を繰り出し、後続との差は開く一方。2着ディヴァインリーに8馬身半差の圧倒的な走りでG1・2勝目をつかみとった。勝ちタイムは2分34秒36。

2歳時は7戦1勝と飛び抜けた成績ではなかったが、今年は始動戦のG3ミュジドラSを含め3戦無敗。2000メートルを超える距離で底知れぬ強さを見せている。重馬場、強い雨の中で行われた前走から一転、好天に恵まれ、良馬場のカラ競馬場だったが、馬場の違いはまったく問題にしなかった。

スノーフォールを勝利に導いたムーア騎手は10年スノーフェアリー以来11年ぶりとなる愛オークス2勝目。管理するエイダン・オブライエン調教師は同6勝目で、英国のマイケル・スタウト師と並ぶ最多勝タイとなった。ムーア騎手は勝利後の馬上インタビューで「ハイクラスなフィリー(牝馬)です」と笑顔で絶賛した。

この勝利でディープインパクト産駒は昨年仏オークスのファンシーブルー、先月の英オークスに続き、欧州3カ国目のオークス制覇となった。スノーフォールにとっては、おばファウンドが制しているフランスの凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月3日=パリロンシャン)へ向け、期待が大きくふくらむ勝利。このまま歴史的名牝への道を歩み続けるのか、気になる次走は? 同厩舎のラブ、セントマークスバシリカ、ブルームとの直接対決はあるのか? 今後もこのディープインパクト産駒の動向から目が離せない。

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