日曜阪神メインでは牝馬限定のハンデ重賞、マーメイドS(G3、芝2000メートル)が行われる。過去10年を見ても1番人気は2勝で、5番人気以下の伏兵馬が6勝。エントリー23頭中重賞勝ちは4頭のみと今年も抜けた存在は不在で、難解な一戦になりそうだ。

シンザン記念の勝ち馬サンクテュエール(牝4、藤沢和)は前走福島牝馬Sで3着と、久々に好走して復調をアピール。昨年1月のシンザン記念以来のタイトル獲得が視野に入ってきた。前走は重い馬場の中、前々で流れに乗って最後までしぶとく粘り込んだ。1800メートルの距離にも対応し、競馬ぶりにも幅を広げた収穫ある一戦だった。

先週の1週前追い切りでは上野騎手(レースは川田騎手)が騎乗し、美浦芝コースで5ハロン68秒4-11秒8をマーク。反応は俊敏な動きが目立ち、引き続き好調をキープ。中間は熱心に乗り込まれ、週末13日にも併せ馬で軽めの時計を出されている。

藤沢和師は「順調だよ。この前は頑張ったからね。シンザン記念で男馬を負かして勝っている。いい頃の動きが戻ってきた」と手応えを得ていた。

  1. お得な新入会プラン登場! 競馬情報サイト【極ウマ・プレミアム】
  2. 競馬予想に【ニッカンAI予想アプリ】