<安田記念>◇6日=東京◇G1◇芝1600メートル◇3歳上◇出走14頭

8番人気の伏兵ダノンキングリー(牡5、萩原)がG1馬6頭を下し、JRA・G1初制覇を飾った。川田騎手の騎乗で勝ちタイムは1分31秒7。

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ダノンキングリーを生産した北海道浦河町の三嶋牧場は戦前から日高地方で馬産を営んできた名門牧場で、悲願のJRA・G1初制覇となった。

三嶋健一郎取締役は「最後は勝ったのか分からなかったです。惜しいレースがありながら、なかなか勝てませんでした。時間はかかりましたが、その分も本当にうれしい」と言葉をはずませた。母マイグッドネスはキングリーの6歳上にダノンレジェンド(16年JBCスプリント優勝、現種牡馬)を生んでおり、2頭目のG1馬。キングリーの下には2歳にダノンフロイデ(牡、父キングカメハメハ)、1歳にハーツクライ産駒の半妹がおり、今年はエピファネイアとの交配を済ませている。

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