パワハラや19年12月の暴力事件などを巡り、大塚海渡騎手(20)が木村哲也調教師(48)に損害賠償請求した民事裁判が28日、4月9日に続き弁論準備手続きが水戸地裁土浦支部で行われた。

木村師側(被告)からの「礼儀やあいさつがなっておらず、馬主さんからもクレームがあった」という前回の主張を受け、大塚騎手側(原告)の代理人弁護士は「無礼な態度など聞いたことがない」という複数の調教師を含む関係者の証言を証拠としてまとめた陳述書を提出した。

次回の弁論準備手続きは7月2日に行われる予定。被告側は「あくまで指導である」との従来の主張を貫いているという。原告側の代理人弁護士は「裁判所からは和解を求められる可能性もある」と示唆した上で「判決を目指します」と示談には応じず、徹底抗戦の態度を示した。

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