昨年のホープフルSを勝ったダノンザキッド(牡3、安田隆)が、右橈骨(とうこつ)粗面を剥離(はくり)骨折したことが、20日にJRAから発表された。
3カ月以上の休養を要する見込みで、30日東京のダービー(G1、芝2400メートル)への出走は不可能となった。
安田隆師は「初めて自分の管理馬をダービーに出せると思っていただけに残念ですが、仕方ないですね。十分に休ませたいと思います」と話した。
今後はノーザンファームしがらきへ放牧に出される予定。
同馬は昨年、JRA賞最優秀2歳牡馬に選ばれたが、今年初戦の弥生賞ディープインパクト記念で3着、前走の皐月賞では15着に敗れていた。