兵庫初の女性騎手、新人の佐々木世麗騎手(せれい、18=新子)が14日の園田競馬8R(3歳C1一組、ダート1400メートル)を単勝2番人気のトーセンアレックス(牡、新子)で勝利し、4月29日の3Rをディアフェルスパー(セン6、山口益)で勝利して以来、15日ぶりとなる通算7勝目を挙げた。

激しい先行争いで序盤は内外から包まれる苦しい展開に。道中では掛かって折り合いに苦労したが、勝負どころの3角でガラッと内が空くと迷わず突いた。直線で佐々木騎手の右ムチに反応し、勢いを増したトーセンアレックスが2着のトゥルーウィッシュ(牝、保利平)に3馬身半差をつけた。

これまでの連敗に「運も悪かったけど勝ちきれず自分との戦いでした」と苦心していた佐々木騎手だったが、14日から始まった「その金ナイター」で久々に笑顔が見られた。「返し馬から掛かって道中も掛かっていましたが、師匠(新子雅司調教師)がしっかり攻め馬をつけてくれたおかげで勝てました」と師に感謝を述べた。

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