JRAは10日、15日から30日まで、事前に指定席を購入したファンに限定して東京競馬場の入場を再開すると発表した。16日のヴィクトリアM(芝1600メートル)、23日のオークス(芝2400メートル)30日のダービー(芝2400メートル)と3つのG1が有観客で開催されることになった。
指定席はJRAのHP「指定席ネット予約」から申し込め、1日あたりの発売座席数は4423席。東京など4都府県に発令された緊急事態宣言は31日まで延長されているが、大規模イベントの入場者が上限5000人までに緩和されたことを受けた措置。中京、新潟競馬場は引き続き観客数を限定して開催される。
昨年のヴィクトリアM、オークス、ダービーは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客で行われた。コントレイルが無敗で制したダービーは戦後初めての無観客だった。今年は2年ぶりに競馬の祭典がファンの前で開催される。
ダービーには無傷の4戦4勝で皐月賞を制したエフフォーリア(牡3、鹿戸)が出走予定で、阪神JF、桜花賞とも2着のサトノレイナス(牝3、国枝)が、オークスを見送って牝馬7年ぶりの参戦を決めるなど注目されている。
詳細はJRAのHPで。