シュネルマイスター(牡3、手塚)をNHKマイルC優勝に導いたクリストフ・ルメール騎手(41)は21年G1・2勝目の余韻に浸りつつ、早くも次なるビッグタイトル制覇を見据えていた。グランアレグリア(牝5、藤沢)と臨むヴィクトリアM(G1、芝1600メートル、16日=東京)だ。

NHKマイルCを勝ったシュネルマイスターが3歳最強マイラーなら、こちらは現役最強マイラー。日曜東京の最終レース終了後、勝負服からジャージー姿に着替えて臨んだG1優勝会見でも、G1・4勝馬グランアレグリアに話題が及んだ。

ルメール騎手 マイルに戻ってきます。ベストな距離だと思います。彼女にとって。前回は残念ながら馬場が重かったです。距離も長かったので4着になったけど、よく頑張ってくれました。コンディションも良さそうだから、あらためていいチャンスです。

前走の大阪杯は重馬場に脚を取られながらも、初めての2000メートルで4着に踏みとどまった。G1の連勝は「3」でストップしたが、桜花賞、安田記念、マイルCSとG1・3勝の得意距離に戻れば、途端に主役に戻る。

勝てば古馬マイルG1完全制覇となる。06年に設立されたヴィクトリアM優勝馬でマイルCSを制した馬はおらず、史上初という快挙のおまけもつく。1週前追い切りでは美浦ウッドで6ハロン81秒8-12秒8を計時。騎乗した杉原騎手は「前走後の疲れもないし、状態はいいですよ」と好感触を伝えていた。G1・5勝目へ、順調に調整が進んでいる。

会見の締めのあいさつ。ルメール騎手は「来週、ヴィクトリアマイルのグランアレグリアで大きなチャンスがあるので、テレビを見てください」とファンにメッセージを送った。馬主はシュネルマイスターと同じ(有)サンデーレーシング。2週続けて黒、赤、黄色の勝負服を着て先頭でゴールする-。すでに勝利への道筋が見えているような口ぶりだった。

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