<阪神1R>◇1日◇3歳未勝利◇ダート1800メートル◇出走12頭

右足甲の骨折から戦列復帰した武豊騎手(52)が、復帰初戦で白星を挙げた。3番人気のウラエウス(本田)に騎乗し、好スタートからハナを主張。道中は2番手に下げるシーンもあったが、4角から再び先頭に立って2着に2馬身半差をつけた。検量室前に引き上げてくる馬上では、笑顔が弾けた。

「スタートも決まったので、思い通りのレースができました。(前走から)距離を延ばしたのも良かったです」とレースを振り返り、復帰初戦での勝利には「休み明けは動けるタイプなので」と、笑いも誘った。約1カ月の静養期間を思い起こし、「うれしいですね。ドクターやトレーナーら多くの人に協力、支えてもらっての勝利だと思う。なおさらうれしいですね」と、感謝を伝えた。

3月20日の10Rで騎乗馬がゲート内で暴れた際に右足を負傷。同日は最終レースまで騎乗を続けたが、その後に「右足部靱帯(じんたい)損傷」と診断され、翌日の騎乗を取りやめた。以後も痛みと腫れが治まらず、同22日に精密検査を受けたところ、「第2、第3、第4中足骨骨折」と診断されて戦列を離れていた。

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