改修中の京都競馬場で20日、整備工事の起工式が行われた。JRAの後藤正幸理事長(69)、日本調教師会会長の橋田満調教師(68)、日本騎手クラブ副会長の福永祐一騎手(44)ら46人が参列した。
昨年11月1日を最後に開催を休止しており、23年3月まで2年5カ月をかけてスタンドや厩舎の改修、コースの路盤工事が行われている。現在のところ遅れなく工事が進んでいるという。
旧スタンド最後のG1となった菊花賞をコントレイルで勝った福永騎手は「スタンドが改修されるということで、ファンの皆様にとってより快適な環境で競馬観戦ができるようになると思います。今の競馬場は(コロナ禍で)来場できる方々が限られていますが、皆様が新スタンドで競馬を楽しんでもらえることを楽しみにしています」とコメントした。