<新潟7R>◇17日◇4歳上1勝クラス◇ダート1800メートル◇出走12頭

JRAで史上初めて女性騎手が上位3着までを独占した。3番人気、2番人気、8番人気の決着だったが、配当は馬連1550円、3連複2660円、3連単1万2190円だった。

10日の新潟7Rで藤田菜七子騎手(23=根本)1着(オパールシャルム)、新人永島まなみ騎手(18=高橋康)2着(ランランウイング)のワンツー決着から1週間後、くしくも同じ競馬場の7Rでワンツースリーの新たなJRA記録が生まれた。

ルーキー古川奈穂騎手(20=矢作)が、3番人気クラウンデザイアー(牡4、中竹)を2番手追走から4コーナーで先頭に立つ積極策で1着に導いた。「早めに動いて行って、馬がそれに応えてくれました。最後までしっかり頑張ってくれました」とねぎらった。勝ち時計は1分53秒1。1馬身差の2着に藤田騎手が手綱を取った2番人気キムケンドリーム(牝4、西村)が入り、さらに2馬身半差の3着に永島騎手騎乗の8番人気モノポリーアイズ(牝4、武井)が続いた。

10日の新潟3Rで、初めて3人がそろい踏みした。このレースがトリオでの競演5戦目だった。10日のワンツー決着したレースに騎乗していなかった古川奈騎手は「藤田さんと永島さんがワンツーを決めた時は乗っていなかったので、ワンツースリーに絡めてよかったと思います」と笑顔を見せた。2週ぶりの勝利は今年のJRA6勝目で新人トップ。所属の矢作厩舎以外の馬では初めて勝った。

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