昨年の宝塚記念、有馬記念を制し、ドバイシーマクラシック(G1、芝2410メートル、28日=メイダン)に挑むクロノジェネシス(牝5、斎藤崇)は世界が注目する存在だ。22日、遠征に同行するノーザンファームしがらきの松本康宏場長が主催者のインタビューに応じている。

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-今朝のクロノジェネシスの様子は?

松本場長 非常にリラックスしていますし、この環境にすごくハッピーな感じがしています。

-今回は初めての海外遠征ですが、周りの環境などは馬にとってどう感じているか?

松本場長 ドバイの遠征に関しては日本馬が毎年多く来ていまして、初めての遠征をしやすいので、クロノジェネシスに関しても秋にヨーロッパ、もしくはアメリカとか、そういった遠征を見越した上でのプラクティス的な意味合いで今回連れてきているので、非常に練習としてはいい感じできています。

-日本でのクロノジェネシスについて教えてください

松本場長 3歳のときは牝馬限定で最後の秋華賞というG1を勝ちましたし、その翌年も宝塚記念、有馬記念という2000メートル以上の長距離ディスタンスのレースで強い男馬相手にかなり強い勝ち方をしてくれた馬なので、世界で十分勝っていける能力を持っていると思います。

-シーマCにはサウジC覇者ミシュリフ、香港ヴァーズ覇者モーグルが出てくるが、相手関係についてはどう考えていますか?

松本場長 当初想定していたよりはミシュリフとかも出てくるし、強くなったとは思いますけど、世界的に有名なアーモンドアイや過去にシーマを勝ったジェンティルドンナと比べても遜色のない馬だと僕は思っているので、いいレースをしてくれると思っています。

-レースでは前なのか後ろなのか、位置取りについてはどう考えていますか?

松本場長 まあ、頭数がちょっと少ないので・・・、シーマの場合、ゲートからコーナーまでの距離が短い分、枠順が決まってみないと。どういう作戦にするかはジョッキーとそれからまた決めようと思っているんですけど、理想を言うと、中団からやや前で競馬するのが理想と思っています。ただ、すごく後ろから差してくる競馬もできている馬ですし、オールマイティーに競馬できると思います。

-勝つ自信はありますか?

松本場長 そうですね。さっき言ったように練習という意味合いもありますけど、それでも勝たないといけないレベルの馬だと思っているので、それに向けて最善を尽くしたいと思っています。

-これから世界へ向けての練習ということだが、今後どういったレースを視野に入れているのか、キングジョージか、凱旋門賞か?

松本場長 第1選択としてはアーク(凱旋門賞)かなと思っていますけど、ノーザンファームとしてはキングジョージも当然勝っていないですし、ブリダーズカップも勝っていないですし、そういった今まで日本馬が勝っていない、ノーザンファームとしても勝っていないレースをこの馬で狙っていきたいと思っています。

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