キズナ

父ディープインパクト、母キャットクイル(母父ストームキャット)。G1勝ち鞍は13年ダービー。

第80代ダービー馬。3歳秋にはフランス遠征を行い、ニエル賞で同い年の英ダービー馬ルーラーオブザワールドを下して優勝した。続く凱旋門賞でも4着に入る健闘。世界に通用する力を見せた。

古馬初戦となった大阪杯(当時G2)を優勝し、天皇賞・春4着後に骨折。長期休養後、5歳となってから復帰したが、その後は勝利を挙げることなく同年秋に右前繋部浅屈腱炎となり引退した。

母キャットクイルの半姉はビワハヤヒデ、ナリタブライアンの母であるパシフィカス。半姉ファレノプシスはG1・3勝。JRAには父ディープインパクト、母父ストームキャットという配合の馬は48頭が出走しているが、そのうち7頭がG1馬となっている。

今年が種牡馬生活6年目で、現4歳世代が初年度産駒。G1ウイナーは出ていないが、ディープボンド(京都新聞杯)、マルターズディオサ(チューリップ賞、紫苑S)、アブレイズ(フラワーC)など6頭の重賞馬が出ている(3月11日時点)。明け4歳世代は中央、地方合わせて200勝を挙げるなど、ビッグタイトル獲得は時間の問題だ。

種付け料は1000万円

社台SS関係者のコメント

まだG1勝ち馬が出ていないのが不思議なくらいです。父ディープインパクトのシルエットを一回り、二回り大きくした感じですが、このサイズの割に前脚、肩、首の柔らかさが非常に特徴がある。勝ち鞍の3分の1近くがダートというのも納得がいきます。まだ若い種牡馬。来年以降もいいお付き合いをお願いいたします。

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