マインドユアビスケッツ

父ポッセ、母ジャズマン(母父トセット)。G1勝ち鞍は16年米マリブS、17、18年ドバイゴールデンシャヒーン。

現役時代はダート1200~1800メートルの重賞で活躍したが、最も輝いた距離が1200メートルだった。強烈な末脚を武器に17、18年のドバイゴールデンシャヒーンを連覇。2度目の優勝時には目を見張る追い込みでコースレコードを更新した。社台ファームの吉田照哉代表が所有権を獲得し、日本で種牡馬入り。昨年、初年度産駒が誕生しており、来夏以降にデビューを迎える。種付け頭数は19年は155頭、20年は141頭。ダート短距離での実績馬だが、幅広い繁殖牝馬から人気を集めている。

種付け料は200万円。

社台SS関係者のコメント

アメリカのG1では1400メートルのマリブSを勝ったものの、惜しいレースが多かったのが正直な感想です。理由を考えましたが、アメリカのダートホースの割に、体形的にやや薄手でストライドを伸ばして走るようなタイプ。急なコーナーを回りながら馬群を割るのがあまり得意ではなかったのかなと思います。ですから、ドバイゴールデンシャヒーンのような直線の長いスプリント戦だと、周りが止まって見えるような末脚を発揮できたのかなと思います。直線で真っすぐ、速く、というのが得意なタイプの種牡馬。長い直線が舞台となるJRAのG1がこの馬の産駒に最も適した舞台になると考えられます。例えば府中のワンターン、根岸SからフェブラリーS。秋は武蔵野SからチャンピオンズCというローテを定番にできるような馬だと思います。

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