父シンボリクリスエス、母マエストラーレ(母父ネオユニヴァース)。G1勝ち鞍は17年全日本2歳優駿、18年ジャパンダートダービー、南部杯、チャンピオンズC。

17年8月に新潟ダート1800メートルでの新馬戦で7馬身差圧勝の鮮烈デビューを果たし、2戦目のプラタナス賞ではダート1600メートルの2歳レコードとなる1分36秒2の走破時計をマーク。次戦の全日本2歳優駿も勝利を収め、デビュー3連勝でG1タイトルを手にした。3歳初戦となった伏竜Sこそ2着に敗れたが、その後はユニコーンSを3馬身半差Vで巻き返し、ジャパンダートダービーで3歳ダート王に君臨。秋の南部杯、チャンピオンズCで強豪古馬を破り、3歳にして砂の頂点を極めた。

その後は脚部不安に苦しみ4歳時未出走、5歳時も本調子を取り戻せなかったが、積極策でも最後に速い脚を使う珍しいダート馬だった。4代母は重賞5勝のダイナフェアリー、3代母の半弟には重賞4勝のローゼンカバリー。G1には手が届かない近親が多かったが、ダイナフェアリーの血を引く子どもとして、初めてG1のビッグタイトルを手にした馬だった。昨年のチャンピオンズCを勝ったチュウワウィザードは、同馬のいとこにあたる。

種付け料は150万円。

社台SS関係者のコメント

4頭の曽祖父を並べるとロベルト、ゴールドメリディアン、サンデーサイレンス、ティンバーカントリーといった、どちらかというと武骨な種牡馬がそろっています。母の父にネオユニヴァースがいることでバランスの良い、整った体形に切れ味が加味されていると思います。ダート適性の高い種牡馬が人気を博す時代の象徴的な1頭かなと思います。社台スタリオンステーションの繫養(けいよう)馬の中でも個性派。非常に楽しみにしております。

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