父ブレイム、母アセンディングエンジェル(母父プルピット)。G1勝ち鞍は20年米アーカンソーダービー。

父ブレイムは10年米古馬牡馬チャンピオン。現役時は同年のBCクラシックでは名牝ゼニヤッタの連勝を「20」で止めるなど、13戦9勝の成績を収めた。産駒には17年仏オークス馬センガなど、芝にも実績がある。

スペインの名テニスプレイヤー、ラファエル・ナダル選手が馬名の由来となっている。現役時は米国の名門B・バファート厩舎に在籍。2歳時は輸送時の外傷もあってレースの出走はなかったが、明け3歳のキャリアをスタートさせ、あれよあれよの4連勝でアーカンソーダービーを制した。同レースはコロナ禍による分割開催となったが、勝ち時計の1分48秒34は過去20年で最速。同じ厩舎の先輩であるアメリカンファラオと同じローテでケンタッキーダービーに向かうことになった。だが、5月下旬に骨折が判明。引退、種牡馬入りすることが発表された。

僚馬には後にBCクラシックなどを勝ち全米年度代表馬に選出されるオーセンティックがいたが、バファート師は引退表明直後の6月に「ケンタッキーダービーはナダルが1番人気になっていただろう」とのコメントを残している。そのオーセンティックも米スペンドスリフトファームで今年から種牡馬入り。7万5000ドルで種付けが募集されている。直接対決はなかったが、元同僚によるライバル関係は海を隔てて続いていきそうだ。

種付け料は400万円。

社台SS関係者のコメント

昨年の10月30日に入厩しました。3代父にあたるクリスエスは21世代で、76・5%という驚異的な勝ち上がり率を残すアベレージヒッターでした。それに続く(父父)アーチ、(父)ブレイムともに70%を超える勝ち上がり率を受け継いでいます。(馬名は)テニスプレイヤーのラファエル・ナダルから命名されています。赤土の王者がわが国でどんな王者となっていくか、非常に楽しみです。

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