25日、今月末に引退する星野忍師(70)の引退に伴い、厩舎内にて星野厩舎の解散式が行われた。星野師、師の息子である薫助手ら厩舎スタッフ、この日に誕生日を迎えた星野師の妻のみゑ子さんが参加した。

師にはスタッフからコロナ禍が収まったら旅行に行ってほしいとの思いを込めて旅行券と、厩舎カラーである紫のバラ100本もの大きな花束が贈られた。その後全員での記念撮影が行われ、終始和やかな雰囲気で進行した。記念撮影ではすがすがしい表情で全員が笑顔にあふれていた。

星野師 こんなことをしてもらって本当にうれしい。(解散式を経て)終わる気持ちにならざるを得ないし、本当にやめるんだなという感じ。騎手時代から含め悔いのない55年間でした。いいオーナーに恵まれ、厩舎スタッフも一生懸命仕事をしてくれた。こういう状況でお世話になったオーナーにも直接あいさつできていない。コロナ禍が落ち着いたらまずはお世話になったオーナーに直接あいさつ回りがしたい。今週の競馬はいろんな思いがあるし、何とかいい仕事をしたい。

師は感慨深げな表情を見せながらも今週末の最後の競馬へ向けて気を引き締めていた。最終週は土曜1頭、日曜2頭の計3頭がスタンバイ。JRA記録である障害通算254勝の名手が、騎手、調教師55年キャリア最後の戦いに挑む。【井上力心】

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