大塚海渡騎手(20)は28日、元所属先厩舎の木村哲也師(48)からパワハラや度重なる暴行を受けたとして起こした民事訴訟の訴状を、弁護士を通じて開示した。

訴状には同騎手が20年1月の落馬負傷による療養中に、かねて木村師より受けていた精神的苦痛から複数回の自殺を図ったこと、うつ病の診断を受けたことなども記されていた。

850万円余の損害賠償を求めた裁判の第1回口頭弁論は20日にすでに行われ、木村師側は訴状内容の一部は認めたものの、あくまで教育的指導であったと主張し請求の棄却を求めている。第2回口頭弁論は2月24日。また、大塚騎手は5日に茨城県稲敷署に被害届を提出、受理されている。

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