今週も波乱の嵐が吹く!? 日曜中京メインの東海S(G2、ダート1800メートル、24日、1着馬にフェブラリーS優先出走権)へ向けて21日、ケイアイパープル(牡5、村山)がCウッドで追い切りを行った。手綱を取るデビュー10年目の中井裕二騎手(27)は、先週土曜中京12Rで16頭立て最低人気のロイヤルパールス(単勝299・5倍)を勝利に導いたばかり。今週も一発大駆けを狙う。

年明けの中京重賞は、高配当が乱舞している。5日の京都金杯が3連単122万円超、先週の日経新春杯も同96万円超と大きく荒れた。今週の東海Sで「高配の使者」になりそうな人馬が、中井騎手とケイアイパープルだ。

中井騎手はデビュー10年目の27歳。昨年まで2年続けて年間13勝止まりだが、今年は快調だ。中京では【2 1 1 4】で複勝率50%。11日に初白星を挙げると、先週土曜の中京12Rでは単勝299・5倍のロイヤルパールスを勝利に導き、世の穴党に歓喜をもたらせた。「道中は(約)300倍ということを一切感じなかった。リズム良く乗れたおかげかなと思います」と激走を振り返る。昨年生まれた双子の女児が大きな発奮材料で「子供もできましたし、いいレースを見せられたらと思います」と、節目の年に気合が入っている。

東海Sでコンビを組むケイアイパープルも力を出せる状態だ。この日は自らCウッドで手綱を取り、6ハロン89秒1-13秒0。3歳未勝利のアイドゥを5馬身追走し、馬なりのまま併入に持ち込んだ。「もう仕上がっているので、リズム重視で。いい併せ馬ができました」。6カ月ぶりでも仕上がりは上々だ。

初タッグで勝利をつかんだ2走前に続き、今回が2度目の騎乗。「このクラスだと前に行けないと思うので、いろんなパターンを考えて臨みたい。気分を損ねないように乗りたいですね」と実戦イメージを膨らませる。波乱続きの中京で、今週もアッと驚く快走を見せるか。【木村有三】

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